長崎といえば坂。
長崎の坂にはそれぞれに地形、風景、歴史などの特色があり、名称にも様々な由来があります。
そんな個性的な長崎の坂の魅力をアピールし、「疲れる」「不便」といったマイナスイメージを持たれがちな坂を、もっと身近な存在として親しんでもらおう。
そんな思いから生まれたこの「ながさき坂道むすめ」プロジェクト、数多くの坂より21ヶ所を厳選し、漫画創作団体DEPαRTUREのメンバーが、それぞれの坂の特徴を活かして漫画イラスト化、缶バッジとして商品化しました。
さらに連動企画として、今回取り上げた坂をキャラクターとともに紹介したウェブサイト「ながさき坂道めぐり」を開設、長崎の坂についてさらに深い知識を得ることができるようになっています。
「今までにない、長崎を知ってもらうためのおみやげを作ろう」という目的で、幕末の長崎を漫画イラストで描いたポストカード集"幕末NAGASAKI"、好評発売中です。
さらに"幕末NAGASAKI","ながさき坂道むすめ”発売に続いて、長崎の音の風景にスポットを当てる、"Soundscape NAGASAKI"という企画が進行中です。
"Modal"の語源は音楽用語。
ジャズなどでアドリブ演奏をする際、コード進行を主体とせず、モードに基づく旋律でフレーズを紡ぐ方法のことです。
転じて、"Code"(=規則)にとらわれずに自由な発想を、という意味を込めて団体名にしました。
歴史の薫りが色濃く残る街、長崎。
この街は1つの空間の中に、長い時間をかけて積み上げられた多層なレイヤーを持っています。
そこに住む人や訪れる人それぞれの視点、思考、行動によって、長崎は様々な表情を見せてくれます。
シャイで人見知りな一面を飛び超えると、とても温かく人なつっこい一面が顔を出すことも。
生まれ育った長崎に久々に戻ってきて、まもなく1年。
見慣れて退屈だと思い込んでいたこの街の未知の表情を見つけようと、旅行者としての視点を持ち続けることにしました。
自分の感性の赴くままに、没頭できる何かと出会えそうな場所に向かう日々。
そうするうちに、「ちょっとしたアイデアとアクション、そして勇気さえあれば、自分自身を含め数多くの人々の日常に刺激を与えることができるのでは?」と思うようになりました。
この街には今、そんなチャンスが、まるで野草のようにあちらこちらにひっそりと芽吹いているような気がするのです。
かつてこの地に集まってきた、好奇心旺盛で進取の気性に富む人々の血は、きっと今も引き継がれているはずです。
(代表 林田 英昭)
私たちは極めて少人数で立ち上がったばかりの団体です。
現在皆様の参加とサポートを何よりも必要としています。
アーティストとしての作品参加に加え、会計、広報、企画やイベント等の運営など、楽しく関われる役割が見つかると思います。
もちろん関わり方は自由、年齢性別、専門知識や経験も問いません。無理のない程度でご参加ください。
私たちは、将来的な目標として、Modalをさまざまな年代や立場の人が集まって来て社会と関わる場にしたいと思っており、現在その第1段階としてNPO法人認証を目指しています。
Modalに関心がある方、私たちの趣旨に賛同していただいた方、長崎で面白いことをしてみたい、またはそういうアイデアをお持ちの方、まずはこちらからお気軽にお問い合わせください。
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